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カーボン製品について

SEMIDRY CARBON

​ 従来の弊社カーボン製品はいわゆる​ウエットカーボンで、型にクリアゲルコートを塗布した後

カーボン繊維、ガラスマット、ガラスクロスの順に積層し刷毛でポリエステル樹脂を浸透させ自然乾燥させる

ハンドレイ製法でした

セミドライカーボンはV.R.I.P(Vacuum Resin Infusion Process)型に

クリアゲルコートを塗布し、カーボン繊維のみ3~8枚(製品による)積層、ピールプライ、フローメッシュ、バキュームフィルムという耐熱シートで真空状態にします。

そこへ真空引きしながらカーボン繊維に最適分量の樹脂(ビニエステルまたはエポキシ)を流し込み浸透させ、余分な樹脂は排除します。自然乾燥後さらにオーブンで80~120度で焼きます。あとは切削し完成。

ドライカーボンは最初からカーボン繊維にエポキシ樹脂が浸透した

プリプレグ材料を使用しオートクレープと呼ばれるオーブンで圧縮、真空引きしながら

120度以上の温度で硬化させる製法になります。

セミドライカーボンとドライカーボンの違いです。

セミドライカーボンのメリットは

ドライカーボンのように軽量で強固に作られ

​ウエットカーボンのようにクリアゲルコート仕上げができる点です。

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